頭寒足熱が体にいい理由?

頭寒足熱が体にいい理由?

 皆さん、明けましておめでどうございます!


 今シーズン最強寒波の影響で、日本海側を中心に大雪や猛吹雪となりました。普段、雪が積もらない四国や九州、中国などの地域でも記録的な雪となり、高知市では観測史上1位となる14センチの積雪を記録しました。さて、健康的な防寒対策をここで紹介してまいります。

1、正しい防寒対策:頭は冷やす、足は温める
 漢方では「頭は冷やす、足は温める」と提唱しています。体を温めることにおいて、頭と足は別扱いになっています。

2.なぜ頭を冷やし、足を温めることが大切なのでしょうか?

 頭は自然に温まることができるからです。 漢方では、「頭はすべての陽の集合体」とされ、陽の経絡に包み囲まれる頭は全身で最も冷さを恐れない部位です。
 逆に、頭を温めすぎると炎症や、目の充血、喉の腫れ、口内炎、ニキビなどが起こり得ます。
 暑くて蒸れるとき、めまいやむくみなど、頭が真っ先に苦しくなるのは、そのためです。
 乾燥しがちな冬に、エアコンをつけたり、長時間帽子をかぶったりすると、頭が熱くなりすぎて、体も鬱屈してエネルギー不足になりがちです。

西洋医学の原理で説明すると、脳の重さは全身の重さの2%しかない割に、エネルギー消費量は全身の20%を占めているので、「一番のエネルギー消費者」として当然寒さを恐れません。頭部を比較的な低温に保たせるのは、健康のためになります。


3.なら、なぜ「足を温める」のか?
 ご存知でしょうか、足は「第二の心臓」と言われています。心臓は全身に血液を送り、栄養を届けた血液を回収する役割を担っています。血液を回収する際、上半身の血液は重力によって自然と心臓に戻ってきます。しかし、心臓より下にある足の血液は、重力に逆らって心臓に戻らなければいけません。心臓のポンプの力だけで、重力に逆らって足の血液を回収するのは負担が大きくなります。
 そこで足は筋肉の収縮によりポンプのような働きをして血液を心臓に戻すのを助けます。心臓からから最も遠いところにある補完物です。
ただし、心臓から最も遠いため、血液の循環経路が長く、足腰が冷えると、血液の供給が滞り、全身の血行にも影響が出ます。
これにより、体の冷えが増加します。
 また、血液は「冷えると凝固する」という性質があり、滞った血液を無理に押し上げなければならないため、心臓への負担が大きくなります。冬に冠動脈疾患を患う人が多いのはこのためです。

 要するに、健康維持には、まず足を温めることが重要です。
徐々に寒くなるこの季節において、足を温めるには、マッサージ、足湯、フットバスなどの方法が一般的です。これは足の裏にある重要なつぼ「涌泉」をターゲットにしています。


 「涌泉」は、腎臓の経絡の起源と言われ、体の養生のための重要なツボであり、マッサージや投薬の対象になることが多いツボです。
健康のため、私たちの日常生活でも、毎晩寝る前に10分~20分ほど足湯をして、「涌泉」をマッサージしてみましょう。足の冷えによる失眠も避けられるでしょう。


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